水素水が体の活性酸素を取り除いてくれるということは広く浸透していますが、水素を体の中で作ることはできるのでしょうか。
実は水素はビタミンCの発見者であるセントジェルジ博士も注目している元素で、医療だけではなく美容など各業界から大きな注目を集めています。
では実際に水素は体の中で作ることができるのか、またセントジェルジ博士の名言を見てみましょう。

・水素は体内でも作られる物質
水素水を外から補給することで体の悪性活性酸素を取り除くのがいいと言われていますが、実は水素は体の中でも作られています。
たとえば大腸には水素を作る菌がおり、1日最大10リットルもの水素ガスを作っています。
そのうち40%ほどが体の中で循環し、血液の中で吸収されていきます。
さらに体を作るのに必要なたんぱく質や遺伝子のDNA、糖質や脂質などにも水素はもともとう組まれており、腎対候性元素の中で最も多く10%を占めています。
腸の中で発生した水素の中で体に吸収されなかった分はおならなどとともに体外に排出されますが、私たちの体はもともと水素によって悪性活性酸素を退治する準備ができているのです。

・水素が不足しやすい環境
しかし現代人は水素が不足しやすい環境にあり、ストレスや紫外線、生活習慣の悪化などによって活性酸素が増えてしまうと体の中にある水素だけでは補いきれないこともあります。
さらに年齢や病気などで水素は減っていきますから、病気にかかりやすくなり、寿命を迎えるようになると言われているのです。
水素が減り、活性酸素があちらこちらで細胞を傷つけたりすれば細胞の機能はどんどん劣化していきますから、水素を外から補うことの必要性が今叫ばれているのです。

・セントジェルジ博士の言葉
ビタミンCの発見者で知られるノーベル賞受賞者セントジェルジ博士は自身が書いた「生ける状態」という本で、電子と陽子の結合が穏やかな水素は、ほかの分子に付与することで電子を与えることになる、と述べています。
難しい言葉が並ぶので要約すると、水素原子は1個の陽子を原子核に抱えており、さらに1個の電子が周囲をぐるぐる回っている状態です。
容姿にはプラスの電荷があり、電子にはマイナスの電荷があるので、電子と原子核の間に穏やかな結合力が発生しているということです。
この言葉の研究はさらに続けられており、水素を科学的観点から見ていくと活性酸素と結合する力が強く、水に変えて体外に排出していくことを結論付けることができるのです。