水素水を選ぶときの指標の一つに「酸化還元電位」があります。
しかし、具体的にどのような意味なのか知ってる人は少ないでしょう。
今回はその「酸化還元電位」について説明します。

酸化還元電位とは?

酸化還元電位とは水中にどれぐらいの水素が含まれているかという指標になるものです。
解かりやすく言い換えると水素が含まれている量の確認や、
本当に水素水としての効能があるのか調べるための目安になる指標です。

酸化還元電位は一般的に
●+250mV以上で酸化状態、
●+250mV以下は還元状態

といわれます。

目安として水道水は600mV、雨水が800mV以上とされています。
日常生活で使用している水は酸化状態にあるものが多いです。

つまりは我々は酸化状態の水を毎日飲んでいることになります。

水素水の効果を得るには+250mV以下の選ぶ必要があります。
酸性の水を飲んでいると、身体の内部から酸性を取り込むことになります。
酸性は血液や臓器を傷めてしまうので、水素水で酸化を抑えることが大切です。
還元力が強いものは活性酸素を中和してくれるので良いものとして考えましょう。

体内の酸化還元電位

体内の酸化還元電位は、実はその部位ごとに違います。
体の中心のほうが、マイナス値になる特徴があります。

人間の臓器が働きやすい酸化還元電位は+100~-500mVとされています。
●口から胃=約+150mV
●十二指腸=約-50mV
●回腸=約-150mV
●盲腸・直腸=約-200mV~-250mV
●血液=+250mV~-200mV

の間といわれています。
以外にも体の中でもこんなに数値が違うのです。

時間の経過による酸化還元電位の変化

市販の水素水の多くは時間が経過すると水素濃度が抜けてしまいます。
酸化還元電位も時間とともに変化します。
ですが、水素濃度と還元力は別物です。

ただ、どちらにしろ時間の経過とともに水素水の効果が薄れてしまいます。
還元力はマイナス電位からプラス電位に移行すると、酸性になってしまうので注意が必要です。

空気に触れたまま放置しておくと、8時間後にはマイナス電位は無くなってしまいます。
なるべく開封後は早く飲み切りましょう。

このことから水素水を購入するときには、酸化還元電位があるかどうかが商品を選ぶ一つの指標になります。
水素水の酸化還元電位では-500mV~-650mVが多いです。
体質や改善したい体質に合った酸化還元電位を探すことが重要です。