抗酸化作用があることの重要性
抗酸化作用がある!とよく化粧品などに記載されていてなんとなくいいみたいと気にせず使っている方も多いはず。

ところが抗酸化作用とは最も注目されるべき作用で、この作用がないと私たちの体や肌はどんどんさびついてしまいます。

年を老いていくことは仕方のないこととはいえ、若いときの残像をいつまでも思い描いてしまうものです。
そのために老化を最大限喰い止めるには”抗酸化”が重要なのです。

抗酸化って?

私たちは酸素を吸って二酸化炭素を吐いて生活しています。

その酸素は栄養素と結びつきエネルギーとなります。

ところが全ての酸素がエネルギーに変わるわけではなく、使われなかった酸素は酸化を起こします。

この使われなかった酸化した酸素を活性酸素といいます。

本来活性酸素は体に必要なもので、ウイルスなどが体の中に侵入した際に戦ってくれるものなのです。

酸化すると引き起こされるのは、動脈硬化やがんやしみやしわなどです。そのうえ肝臓にもっともたまりやすいのでお酒を飲む人は要注意です。

その活性酸素を取り除いたり、活性酸素の発生を抑えたりすることが抗酸化作用と言います。

抗酸化作用を高める3つの方法

食べ物から取り入れる抗酸化成分

食べ物から取り入れるものは、非常に重要。
では何が一番抗酸化作用の高いのか気になりますよね?

なんとバナナが一番抗酸化作用が高く次に高いのがにんにくや生姜などの香りの強いもの。
その他にもキャベツやにんじんなども抗酸化作用に優れています。 

とにかく野菜や果物には多くの抗酸化作用が含まれているのです。

抗酸化作用に優れている食品はたくさんあり、どれか一つをずっと食べ続けるよりもバランスよくより多くの種類を摂取するほうがより多くの種類の活性酸素に効果を発揮するため抗酸化力は高いです。

抗酸化サプリメントの危険性

抗酸化サプリは危険

果物や野菜から摂る抗酸化成分がぎゅっと1粒になったら嬉しいですよね。

そう思いサプリメントで手軽に済ませてしまおうと考えているかた、ちょっと待った!

抗酸化サプリメントは他の病気を引き起こす原因となり、死亡リスクを高めるんです。

これは主にビタミンA、C、E、ベータカロチンに対するデータですが、これらを過剰摂取すると体内に必要であった活性酸素までも奪い、細菌に打ち勝つ力を無くしてしまいます。さらに肝臓での酸化酵素の働きを妨害する恐れがあるため結果的に死亡のリスクを高めてしまうの
です。

とはいっても全ての抗酸化サプリメントが死亡のリスクを上げるわけではありません。

ビタミンCやセレンは問題ありませんでした。

そのためサプリから摂取する方法は、一度考え直す必要がありそうです。

近年注目の抗酸化作用の高い水素水

抗酸化作用の高い水素水

水素水が近年話題になっているのは、水素水の抗酸化作用が注目されているからです。

水素は体内に入り、活性酸素のなかでも一番凶暴な悪玉活性酸素にだけ結びつきます。

悪玉活性酸素と結びついた水素は無害な水になり体外へ排出されます。

ところがビタミンCと比べると1/100といわれる水素の抗酸化作用ですが、
水素は他の抗酸化作用のなかで唯一悪玉活性酸素のみと結びつくことができるうえに善玉活性酸素まで取り除くことがないのです。

そのうえ、抗酸化サプリの死亡リスクのように水素を摂りすぎたからといって副作用もなく無害なため安心です。

そして、水素の最大の特徴として地球上でもっとも小さい分子と言われておりその小ささから脳や子宮にまでもグングンとはいっていくことができるのです。

水素はその大きさだけではなく水にも油にも溶けるので細胞膜をも通り抜けることができる
のですがビタミンCは水溶性の物質なので細胞膜を通ることは出来ません。ビタミンAは脂溶性なので細胞内にすら入ることも出来ません。

このように抗酸化作用があるものでも、どこまで浸透することができるか?その権利はあるのか?によって大きく違うことが明らかです。