SPGフィルターと言われても何だかぴんと来ない人も多いですよね。
これは水素水を作られる工程で使われるフィルターです。
水素水を選ぶのであれば、より質の良い水素水を選びたいもの。しっかりと知識を身につけたいですよね。
今回はこのSPGフィルターについて、またこれを使用することで水がどう変わるのか、詳しくご紹介します。
■まずは水の分子のことから知ろう
水の分子は通常個々で存在しているのではなく、複数個ブドウの房のようにくっついている状態で存在しています。
この塊のことをクラスターと言います。
水は大体40個程のクラスターでいることが多いのですが、この数は多くなったり少なくなったり、組み合わせが変わることで絶えず変化しています。
■SPGフィルターに水を通すとどうなる?
SPGとはシラス多孔質ガラスという意味で、非常に小さな穴が無数に開いているフィルターです。
実はこのフィルターは現在注目されている新素材で、今後医療分野や半導体業界でも活用を検討されているものです。
平成20年に経済産業省から表彰され、テレビなどで紹介されたこともあります。
このSPGフィルターに水を通すと40個程のクラスターが約15個程に小さく分解されます。
これによりこの水を飲んだ時に体に効率的に吸収されると考えられるのです。
■水のナノ化ってどういうこと?
水素水について商品を比べたり調べたりしている方は「ナノ水素水」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。
1ナノは10万分の1ミリのこと。
ナノ水素水は、水素の気泡の大きさをナノレベルにする「ナノバブル水素水」と、フィルターを通しクラスターを小さくする「ナノ水素水」の2種類があります。
このうちSPGフィルターを通し水のクラスターを小さくするナノ水素水は、口当たりが良く飲みやすいと感じる人が多いのです。
水の味がまろやかに感じることで、水を意識的に多く飲むことが苦手な人は、一度試してみる価値があるかもしれませんね。
水素水はそのまま放置しておくと水素は抜けていきますが、SPGフィルターを通すとこの水素は抜けにくくなるとも言われています。
SPGフィルターについて、またSPGフィルターを通した水素水の効果について、まだまだ研究段階と言える部分もありますが、今後もぜひ注目していきたいですね。