最初は、水素水を飲むことで健康な体になるということから広まってきましたが
今では飲むだけではなく、水素風呂に入ることも良いと知られるようになりました。
最近では色々な水素入浴剤が販売されています。
種類が多いので「1番安いからコレにするか」「コレ、好きな香りだからこれにしよう〜!」など軽い気持ちで選びがちだと思います。
しかし、水素風呂は知識がないととんでもないことになってしまうのです。
どのような危険性があるかみなさんはご存知でしょうか?
ここでは、どんな水素入浴剤が危険なのか紹介していきます。
そもそも水素風呂ってどんな効果があるの?
水素風呂の危険性を語る前に、水素風呂の効果を簡単に紹介していきましょう。水素風呂は、水素水とは異なり皮膚から直接水素を体内に取り込みます。
全身の皮膚から水素が吸収され、肌の奥まで浸透していきます。さらに、口からの呼吸によって浴室内に充満した水素を取り込むこともできるのです。
そのため、水素水よりもより効率的に水素を取り入れることが可能なのです。
具体的な水素風呂の効果は以下になります。
・肌がツルツルになり美肌効果
・疲労回復効果があり翌朝の目覚めがスッキリ
・お通じがよくなる
これら以外にも様々な効果があると言われています。とくに皮膚疾患やアトピーなどで悩んでいる方にとっては即効性があるのも水素風呂の魅力です。
必ず確認しよう!購入するときの2つの注意点
このような水素風呂、温泉施設だけでなく今では家庭でも簡単に出来るようになりました。なぜかというと、水素風呂にしてくれる水素入浴剤が登場したおかげです。
しかし、この入浴剤に大きな落とし穴があります。
それは知識がないと体に良い影響を与えるどころか悪影響を与えてしまうということです。
悪影響を与えてしまう水素入浴剤を選ばないために注意しなくてはならない点を紹介します。
1、入浴剤の成分に、NaBH4と記載されていたら使わない
水素入浴剤には、有害な成分をだしながら水素を発生させるという悪質な入浴剤があります。
そのため、入浴剤の成分をチェックする必要があります。
NaBH4(水素化ホウ素ナトリウム)というものがその代表的な1つ。これは、水素の他に、ホウ酸を出します。
ホウ酸はご存知の通りゴキブリを撃退する際に使用されるホウ酸です。そのため入浴剤をチェックした際、この表記があったら注意が必要です。
ホウ酸は、飲み込んだり皮膚に接触すると有毒なのです。
ちなみに、万が一使ってしまっても希釈されるため毒性は低くなりますが、体には良いと言えません。
2、 ケースにいれて使うパック型入浴剤は取扱注意
このタイプの水素入浴剤は国民生活センターから高温になり火傷の恐れがあるということで注意が呼びかけられました。 というのもお湯に投入後、表面温度が90℃近くまで一時的に上昇するのです。
これはアルミニウムと炭酸水素ナトリウムと水との化学反応で水素を発生させるためです。
もちろん指定のケースにきちんと入れ、むやみに手をいれたりしないければ火傷することはありませんが、根本的に水素発生量も極めて少なくあまりおススメはできません。
水素入浴剤はこれを選ぶべし!
これらのことをふまえて入浴剤を選ぶ際は、何がおススメかと言いますと水素化マグネシウムを使って水素を発生しているものです。 水素化マグネシウムで発生させる入浴剤はお湯に入浴剤を入れて混ぜるだけ。 高温になることもなく簡単です。
成分を見て、水素化マグネシウムと記載されているものやMgH2というものを選べば安全です。
その中でも、H2bubbleは高濃度の入浴剤でわずか10分角質層まで水素を取り込みます。
お得用パックもあるので価格面と使いやすさの両方の面からも続けやすいのもポイントです。
日本医科大学の大田教授も水素化マグネシウムでの発生方法を勧めています。 成分表記がきちんとされていないものはそもそも悪質な商品の可能性が高いので購入するべきではないでしょう。
まとめ
大切なのは、安い入浴剤だからということで購入するのではなく
自分の目でしっかり成分表示を確認することが大切です。
「成分表示って見るの面倒だな〜」
って考えはナシにしましょう。
自分の体のためですので、嫌な思いをしないためにも
しっかりとした知識を持って水素入浴剤を使用しましょう。