水素水が農業に応用_2

水素水の応用

水素水は、私たちの体に健康的な飲み水です。

美容と健康が特に注目され、色々な分野で研究されはじめてきました。

医療機関で水素水を用いた回復治療を研究したりとさまざまです。

水素水はさまざまな分野での応用が期待されているお水です。

その中で、今水素水を使った新しい利用方法が研究されています。

それは、農業に水素水を活用するというものです。

この水素水研究は、高知大学、JA、南国市、民間企業が共同で行っています。

その研究機関の総称を産学共同研究と言います。

一体どのような研究が行われているのでしょうか。

産学共同研究とは?

産学協同研究とは、特定の研究したいものを、
産業機関と教育機関が連携して新事業を研究するというものです。

ここでの研究は水素水を農業に活用することが出来ないかという研究です。

この水素水を農業で活かすことにどのようなメリットがあるのでしょうか。

(1)電解水素水の農業への応用

ここでの水素水は、水を電気分解することで生成される
抗酸化性のある水素を含んだ電解水素水のことをさします。

この水を使うことで、野菜にどのような効果が与えられるのでしょうか。

この水素水を使用することで、
野菜に含有する抗酸化性分の増加や収穫量増加が期待できます。

つまり、
丈夫な野菜でかつ収穫量がある一定以上見込むことができるのではないか、
という研究です。

(2)水素水で育てた野菜ブランドを広める活動

電解水素水で育てた野菜を、「還元野菜」というブランド名で、
1人でも多くの人に知ってもらおうという活動もしています。

水素水で育てられた野菜は、安心安全で高品質であるということが
全国的に知られるようになれば、水素水で野菜を育てるということは
必要不可欠になるかもしれません。

(3)新規事業拡大が町おこしへ

これらの研究を行うメリットは、
もちろん栄養価の高い安全な野菜を育てるということも含まれています。

しかし、それだけではなく、
水素水で育てた作物が評判になれば、育てた農家さんは潤います。

その結果として、地域貢献するようになるのです。

このため、町おこしにつながる事業としても注目されています。

様々な分野で研究は進んでいる。

水素水が農業に応用_1

水素水を使った農業は、温室ハウスなどを使用せず、
自然の畑や田んぼで栽培する「露地(ろじ)栽培」での育成がほとんです。

しかし、今後、研究や検証が進めば、
さまざまなことに応用できるようになることが期待されています。

例えば、露地栽培ではなく、
水耕栽培という土を使わない栽培で活用する方法があげられます。

水耕栽培はお水がいのちで、無菌に近い状態で水耕栽培に水素水を使うことができたら、
露地栽培で作ったときの収穫量の多さ、ビタミンの多さなどの効果が
さらに上がるかもしれません。

また、田んぼのお水に水素水を使って、
おいしいお米をつくることが主流になっていくかもしれません。

水素水は野菜づくりだけでなく、
畜産や魚の養殖などへの応用も期待されています。

水素水は私たち人間の身体の健康維持にも役立っているので、
牛や鶏、豚などに水素水を与えても同様の効果があり、
病気を予防することに繋げることができるのではないでしょうか。

淡水魚でしたら、すぐに水素水を使用することができるでしょう。

水素水は未知の水でもあるため、いろいろなところで研究が行われています。

このまま研究が続いていけば、
より色々な分野で水素が活躍するという時代が訪れることでしょう。

そのためにも、産学協同研究が行われているんですよ!