水素水というのは、病院で渡される薬のように、飲んですぐ効果が出るというものではありません。
つまり、毎日毎日、継続的に飲み続けるというのが大切です。

しかし、言ってしまえば、水素水は何の味もしない水です。
「毎日飲み続けるのは、結構大変…」と思う人もいるんじゃないでしょうか?

そんな人に提案したいのが、水素水のアレンジ!

アレンジすれば、無味の水素水を美味しく摂取できるし、味を変えられるので、飽きないように工夫できます。
これなら、続けられそうな感じがしますよね。

しかし、そのアレンジのせいで水素水の効能を消してしまったら、元も子もないです。

ここでは、アレンジの際の注意点について、ご説明したいと思います。

どんなことに注意すればいいの?
水素水には、いろいろな飲み方があります。

例えば、コーヒーやカルピス、めんつゆといった水で割るものを水素水で割ってみたり、味噌汁などの料理に少し加えてみたりすることができます。

しかし、その際にいくつか注意しなければいけないことがあります。

まず、水素を逃さないこと!

水素はすぐに空気中へ逃げて行ってしまうので、完全に閉じ込めておくのは不可能です。
しかし、できるだけ水素が水の中にある状態で飲みたいので、開封したらすぐ飲むようにしましょう。

また、温めすぎないことも重要です。

水素水を用いて、料理をするときなど、うっかり煮立たせてしまいそうなものですが、沸騰することで、液中の水素が空気中へ逃げてしまいます。
温めるとしても体温くらい、できれば常温で飲むのが望ましいでしょう。

そして、いろいろ入れすぎない!

意外に忘れてしまうのではないでしょうか?
健康になるために水素水を飲んでいるのに、糖分や塩分を取り過ぎたら本末転倒です!

酸化物はNG?
結論から言うと、水素水には酸化物を入れない方が良いでしょう。

そもそも酸化物って何?
って思いますよね。

食べ物は空気に触れると、どんどん酸化していきます(果物や野菜が変色していくのはこのためです)。
これが酸化物です。

体の中の悪玉活性酸素を無力化してくれる、還元力の高いマイナス電位の水素水でも、酸化物に触れると、酸化還元電位が小さくなってしまいます。
つまり、簡単に言えば、

酸化物に触れると、せっかくの水素水でも、活性酸素をやっつけられなくなってしまうんです。

これでは、水素水を飲む意味がないですよね。

酸化物は入れないようにしてください。

アレンジに夢中になって、水素水の良さを消してしまわないように、注意しましょう。