水素水が認知症に効果がある

現在高年齢化社会の日本において認知症患者の増加は社会問題でもあり誰にでも年をとるにつれて認知症になる可能性が高くなってきます。認知症にならない為に食生活の改善や適度な運動、頭を使う作業などを取り入れて対策を講じても認知症にならないという保証はありません。明確な予防法は今のところないですが、近年水素水が認知症の進行に歯止めをかける効果があるということが話題となっています。

認知症は3種類に分けられる

認知症とは単に物忘れが激しくなったり物覚えが悪くなるというものではありません。
認知症とは脳の神経細胞が老化により減少し、脳内に形成されている記憶機能などが脱落していき記憶障害になってしまう病気です。

認知症は主に3種類ありアルツハイマー型とレビー小体型認知症と血管性認知症があります。一番認知症の中で多いのがアルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー病はアミロイドベータというたんぱく質というものが脳の中に溜まり、やがて神経細胞を壊し始め脳萎縮がおこってしまうというものです。主な症状として、物事を覚えられなくなる・物事に対して無関心になる・徘徊・うつ症状などがあり身体的には何ら変わりがないので周りの人が細かくチェックしてあげる必要があります。

レビー小体型認知症は脳の神経細胞の中にレビーたんぱく質という塊が現れこのレビーたんぱく質が増え続けることから認知症に繋がってきます。アルツハイマー型とは違い脳の萎縮はみられず、物事を覚えられる時間とそうではない時があり、動作が遅くなったりするなどのパーキンソン病のような運動障害がみられ幻視などの症状もみられます。

最後が血管性認知症です。脳梗塞や脳内出血の後遺症として認知症になってしまうものです。

脳のどの場所にどれだけの損傷があったかで症状が変ってきます。脳梗塞と脳内出血が原因の為、症状として手足の自由が利かなくなってしまうのと言語障害になってしまう場合もあり、物を覚えられなくなることや感情の欠損などがみられます。この三つのケースが認知症の約90%を占めます。

マウス実験でアルツハイマーに効果があった水素水

そんな認知症の予防効果があると研究結果が出たのが水素水です。
認知症のなかでも一番患者数が多いのがアルツハイマー型認知症で、このアルツハイマーになる原因の一つが酸化ストレスであることが明らかになりました。
酸化ストレスとは、体内に溜まった活性酸素が年齢を重ねるごとに酸化力よ還元力のバランスが崩れ酸化のほうに傾いてしまい酸化力が過度に強くなった状態です。

酸化ストレスが進んだ認知機能が低下する予定であるマウスを遺伝子組み換えで作り出し水素水を2年にかけて飲ませると、なんと脳の酸化ストレスが軽減し記憶力の低下を抑制することに成功したのです。

水素は唯一脳に届く抗酸化物質

脳は、危険物質が入らないように膜があります。
そのため、他の抗酸化物資は脳まで行き届きません。 水素は、その小ささから膜を通り抜けることができるため脳に行き届く唯一の抗酸化物質です。

その水素が、脳に悪い効果をもたらす活性酸素を除去するため効果があるのです。

ですが、今回のマウス実験の結果では、あくまでも予防や進行を遅らせる効果であり認知症を治す効果ではありません。現在、水素水を軽度の認知症患者45人に対し実験を行っているそうです。まだまだ歳月はかかりそうですがまだ臨床試験での証明もなされていないため今後の研究に期待したいですね。

>>測った結果驚きの2.0ppm以上の水素水はこれだけ!