水素水の効果

水素水という商品や言葉を耳にする機会が増えてきたな、と思うこの頃。

試すにあたって、まず効果本当に効くのかどうかを知らないと試したくないのが本音。

水素水の効果と懸念される点を解かりやすく説明していきたいと思います。

1、抗酸化作用

抗酸化作用

水素水の大事な効果として”活性酸素の除去”が挙げられます。

私たちは普段通りの生活をしているだけで、活性酸素は生まれます。

息をすることで、体内に入った酸素は血流を通って細胞へ運ばれ、糖分や脂質を燃やし、エネルギーとなります。エネルギーに変わる際に、消費された酸素のわずか2%ほどが、活性酸素となります。

ただ、この活性酸素は一概に悪いものとは言い切れません。
体内に入ってきた害のある細菌を殺菌・消毒するために白血球から放出され、体を守ってくれるという役割を持っているからです。

しかしこの活性酸素は、ある一定の量を越えると、体に害を与える有害なものとして判断されます。その増えすぎた活性酸素が、細胞の酸化を進め老化や病気の原因となるのです。

水素水には、この活性酸素と結びつき体外へ排出される効果があります。
水素が身体に害のある悪玉活性酸素のみとくっつき無害な水になり体外へ排出されます。

そのため水素水を摂取すると老化防止や病気になりにくくなるのです。

2、たるみとシミを抑制する

しみとしわとたるみに水素水

たるみとシワが増えると見た目が一気に老けてしまい、女性は特に気になります。
できれば避けて通りたいところ…

その一番の原因が”紫外線”です。

紫外線は肌に当たることにより、活性酸素が生まれ脂肪を酸化させてしまいます。
皮膚はその酸化を防ぐためにメラニン色素を作り防御しようとします。

通常であれば、メラニンは役目を終えると皮膚から剥がれ落ちるものなのですが
老化などで代謝が悪くなっている場合は剥がれ落ちずそのまま残ってしまい、シミの元となります。

他にも、紫外線は肌の奥にあるエラスチンやコラーゲンをも切り刻んでしまうためハリが失われてしまい、皮膚がたるんでしまいます。

そんな中、水素は活性酸素の量を適量に中和出来るため、たるみやシミの原因とも言える肌の酸化現象を防いでくれます。

また水素は世の中にある元素の中で最も小さい元素と言われています。
例えるなら、サッカーゴールが皮膚だとすると皮膚内に入り込めない元素がサッカーボールだとします。

もちろん、ボールはゴールネットで止まります。

ですが水素を野球ボールだとします。
すると皮膚であるサッカーゴールをもスイスイと通り超します。

水素はとても小さな元素なゆえ肌細胞の奥深くまで浸透することが出来るため、肌のたるみとシミに効果があるのです。

3、デトックス効果抜群

デトックス効果が高い水素水

老廃物は、通常は排泄物や汗などで身体の外へ排出されますが代謝が悪いと体内に蓄積されてしまいます。

老廃物が溜まってしまうと、血行が悪くなり冷え性を引き起こしホルモンバランスも乱れてしまいます。
そしてむくみとなって現れます。

腸内環境が悪いことも老廃物を溜めてしまう原因です。

水素水を体内に取り入れると、悪玉活性酸素を除去するので血行が良くなり腸内環境が整い新陳代謝を活発にしてくれます。

血流が良くなることでリンパの流れも良くしデトックス効果がより高まるとされます。

常に老廃物を溜めない体づくりは全ての健康に効果的です。

3、アレルギー症状に効く

アレルギーには水素水

アレルギーは、花粉症や食物、喘息、アトピーなどがあり体内の免疫が外からの刺激に対し、過剰に反応しておこります。

アレルギーを起こすものをアレルゲンといいますが、そのアレルゲンが体内に入るとヒスタミンが分泌され目のかゆみや鼻水などや皮膚の炎症が起きます。

そのときに活性酸素が大量に発生しているのです。

さらに、アレルギー反応が起きた部分は活性酸素が発生しやすくなるので、さらに辛いアレルギー反応が起きてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

水素水にはその辛い元である、活性酸素の除去効果があるので非常に効果的です。

最近では代表的なアレルギー反応の花粉症に効果があると研究結果が出ています。

4、疲労回復力がすごい

アレルギーには水素水

水素水を実際飲んでいるひとが口をそろえて言うことがあります。
「水素水を飲んだ翌朝、目覚めが良く体が軽くなった」

運動をして体を動かしたり、仕事で頭を使ったりすると大量の酸素を体内に取り込みます。その分活性酸素は増えていきます。 
活性酸素が増えると細胞が傷つき老化や疲労が溜まりやすくなります。

そのことから活性酸素をいかに除去するかが疲労を軽減させるポイントとなります。

水素水は抗酸化作用が非常に高いので、細胞の活性酸素を除去してくれるため疲労回復に繋がります。
アスリートにも愛飲者が多いのは、水素水には乳酸を減らす作用があり、身体の疲労回復力が高いので筋肉の疲労を防ぐことができる為です。

また目の疲れにも効果的で、非常に小さい水素分子だからこそ網膜上にある血液の通り道もスイスイ通ることができます。そのため眼球疲労の原因でもある、たくさんの活性酸素を除去できるのです。

5、期待されるダイエット効果

ダイエットに水素水

水素水はダイエットにも効くといわれますが、一体どのような根拠があるのでしょうか。

水素水を摂取すると、代謝が上がります。
基礎代謝は上がると、脂肪が燃焼しやすくなります。

それは脂質代謝を促す”レプチン”が増えるから。
レプチンは、食欲を抑制する作用があるのです。

最近ではマウスを使った実験により、水素は脂質代謝を司る遺伝子スイッチを押す働きを持っていることがわかり脂肪が減少し筋量が増えたという結果がでました。

よく水素水をスポーツジムやエステが置いているのは、水素水の効果により老廃物を溜めない体になることから痩せやすい身体になるのです。

水素水は効果ない、といわれる理由は?

水素水が効果ないといわれる理由

効果がすぐ実感できない

水素水は薬ではないため、副作用もなく安心して飲める半面 すぐに効果が現れるものではありません。何日か飲んでも実感するほどの変化は起きません。
実際多くの人は水素水を何日か飲んで何も変わらないことから効果なかったと言う人が多くなっています。

効くか効かないかわからないものを長く続けることは難しいことです。
しかし、はじめの数週間で細胞の隅々まで水素分子が行き渡ったあと数か月続けて細胞が入れ替わるまで水素水を飲むことにより効果を実感することができるのです。

見た目じゃわからないがゆえの粗悪商品

水素水はミネラルウォーターと見た目も味も同じ。
要はただのお水といってもわからないのです。
そこを利用して、水素が入っていない商品が実際世の中に存在しています。

ペットボトルに入った水素水は水素が入っていないと考えていいでしょう。
一方アルミパウチやアルミ缶の商品は水素が抜けにくいことから安心できます。

最近では、たくさんの商品情報や水素量を測定するものも販売されているので見極める手段は多岐にわたります。しっかり見極めましょう。

医学的証明のあいまいさ

水素水は多くの論文や研究が進んでおり2012年には医学的特許を取得しており、医療分野には本格的な期待と応用が進んでいます。
ですが、今現在は薬事法ではまだ認められておらず曖昧な表現方法でしか効果を表現できないことも理由のひとつといえます。

水素水飲むならここを気をつけてほしい4つのこと

水素水飲むポイント

1、保存容器
密閉度の高い容器でないと水素は必ず抜けてしまいます。
とくにペットボトルは容器を抜けて水素が飛んでしまうので絶対に選ばないようにしてください。

2、沸騰させない
水素は沸騰させてしまうと水素が抜けてしまいます。
温めて飲める方法もあります。必ず水素水は沸騰しないように気をつけましょう。

3、なるべくすぐ飲む
水素水は一度空気に触れてしまうとどんどん水素が抜けてしまいます。3時間後には水素濃度は半分に減ってしまいます。コップに入れて飲むことも問題ないですが、すぐに飲み切るようにしましょう。

4、水素濃度の確認
水素濃度がしっかり容器に記載しているものを選びましょう。水素濃度が書かれていないものは水素が入っていないです。高濃度水素水も多く出回っていますが水素濃度は0.8ppm以上あれば十分です。

まとめ

水素水の効果は、今回あげたこと以外にもたくさんあります。
なぜなら、不調の根本である活性酸素を取り除く効果があるから。

そして医学的にも注目を浴びているからこそ、それを利用して商売をしようとする業者も増えてしまい水素水そのものを批判する声も出ているのが現状です。

水素水の驚くべきパワーはまだまだ期待されています。
副作用もなく、安心の水素水。お水と同じように取り入れてみてはいかがでしょうか。